[ 2014年2月18日7時28分 ]

 モスクワの米国大使館前で17日、ソチ冬季五輪アイスホッケーの男子1次リーグのロシア-米国戦でロシアの“3点目”が米国人審判らの判定で認められなかったとして抗議する集会が行われ、学生ら約400人が参加した。ロシアメディアが報じた。

 東西冷戦時代からのライバル対決は15日に行われ、プーチン大統領も観戦に訪れた注目の一戦。2-2で迎えた第3ピリオドに、ロシアのDFチュチンが放ったシュートがゴールラインを割った。観衆は“勝ち越し点”に歓喜したが、シュート前にゴール位置が動いていた、との判定で得点は認められなかった。

 試合では主審を米国人とスウェーデン人が務めていた。試合は延長、ゲームウイニングショットの末に米国が制したが、ロシア国内では「疑惑の判定」として、疑問の声が上がっていた。