<女子バスケットボール・Wリーグ:JOMO85-70富士通>◇13日◇代々木第2育館

 富士通が、開幕戦で連勝したJOMOに70-85と大敗した。

 前節に続いて新人のPG有明葵衣が先発した。名木洋子のジャンプシュート、船引まゆみ、鈴木あゆみらがJOMOの裏をつくプレーでリズムよく得点したが、開幕戦連敗の雪辱に燃えるJOMOは、大神、吉田らを中心にインサイドからの得点を重ねた。富士通は立川真紗美を投入し攻撃のリズムを変えようとしたが、8点のビハインドで第1Qを終えた。

 富士通は第2Q、流れをつかもうと日本代表の三谷藍がコートイン。しかしシュートミスも相次ぎ、2分間も無得点状態が続いた。一方のJOMOは、諏訪、内海らがシュートを確実に決めリードを広げた。残り4分で15点差まで点差が開いたが、富士通はここから意地をみせ名木、中畑恵理が連続得点。点差を10点に縮めて前半を終えた。

 後半に入っても富士通は流れをつかむことができない。互いに激しいマンツーマンディフェンスの時間帯が続いた。立川が速攻からのシュート、3ポイントを決めるなど、残り1分で4点差まで詰め寄ったが、ここからJOMOに連続得点を許し第3Q終了時点で11点差。第4Qもシュートミスが相次ぎ、一時24点差の大差をつけられた。中畑、立川らの3ポイントで追い上げたが、終盤にベンチメンバーを投入したJOMOに大差で敗れた。