<女子バスケットボール・Wリーグ:富士通75-69日本航空>◇21日◇川崎市とどろきアリーナ

 富士通が75-69で日本航空に連勝した。

 前日の試合で日本航空に大勝した富士通は、好調中畑恵理のジャンプシュートで先制。対する日本航空も岩村らのシュートで得点を重ね、第1Q中盤までは互角の展開をみせた。富士通は中畑、名木洋子の3ポイントでリードを奪い、その後も積極的なディフェンスをみせ、5点のリードで第1Qを終了した。

 第2Qも富士通ペース。三谷藍、蒲谷千恵が3ポイントを決め、点差を広げた。中畑が4回目のパーソナルファウルでベンチに下がったが、立川真紗美が踏ん張ってゲームをコントロール。点差を19点まで広げて前半を終えた。

 第3Qも、互いに激しいマンツーマンディフェンスでスタート。日本航空は八代を中心に得点を重ねたが、富士通は船引まゆみ、三谷らが勝負どころで確実に3ポイントを決め、点差を広げた。

 最終第4Q、一時は20点あった点差を10点にまで縮められたが、富士通は蒲谷の3ポイントで傾きかけた流れを引き戻すと、あわてることなく時間を使った攻撃をみせた。立川がうまくゲームをコントロールし、フリースローを得ながら確実に加点し、逃げ切った。