<アジア大会:陸上>◇第10日◇28日◇韓国・仁川

 男子100メートル準決勝に、日本選手として16年ぶり3人目の金メダルが期待される山県亮太(慶大4年)が出場。10秒17(追い風1・2メートル)の第1組1着で、2時間後の決勝に進んだ。

 10秒06の記録を持つ蘇培萌(中国=10秒22)を2着に、9秒99のアジア記録を持つカタールのフランシス(10秒25)を3着に抑えての快走だった。

 また、前日の予選で山県と同じ10秒21で通過した高瀬慧(25=富士通)も第2組で快走。10秒13(追い風0・2メートル)の自己ベストタイの組2着で、決勝に進んだ。この組のトップはカタールのオグノデで、こちらも10秒02の自己ベスト。決勝が楽しみになってきた。