日本が、香港との1次リーグ最終戦に88-82で勝利した。4人が買春問題で強制帰国となり、8人の登録メンバーで臨んだ。25日の台湾-カタールの結果次第で、日本の決勝トーナメントへの進出が決定する。

 第1クオーター(Q)から一進一退の攻防を繰り広げ、前半を42-41で終える。第3Qも接戦が続き、79-79の同点で迎えた第4Q残り2分12秒。SG辻直人(28=川崎ブレイブサンダース)の3点シュートでリードすると、そのまま追いつかれずに逃げ切った。

 登録メンバー12人から8人で戦うことになったことで、1人の選手当たりのプレー時間が増加した。辻は16日のカタール戦と比べて7分17秒増え、この日の香港戦では28分13秒出場した。張本天傑(26=名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は11分54秒増の32分11秒出場。司令塔のベンドラメ礼生(24=サンロッカーズ渋谷)は22分16秒増え、チーム最長出場時間となる34分15秒コートに立った。