男子20キロ競歩で、仁川アジア大会銀の鈴木雄介(27=富士通)が世界新記録を樹立した。

 スタートから先頭に立ち、1時間16分36秒でフィニッシュ。今月8日にヨアン・ディニ(フランス)がマークした従来の記録を26秒も上回った。陸上の五輪、世界選手権実施種目で日本人が世界記録を樹立するのは、2001年女子マラソンの高橋尚子以来14年ぶり。男子では1965年男子マラソンの重松森雄以来50年ぶりとなった。世界選手権(8月、北京)代表も内定し、目標のリオ五輪金も視野に入った。