初マラソンの松田瑞生(22=ダイハツ)が2時間22分44秒で初優勝を果たして、2020年東京オリンピックの代表2枠を決めるマラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC、2019年9月以降)への出場権を獲得した。

 松田はスタートから先頭集団でレースを展開。20キロ過ぎで前田、安藤と日本勢3人による先頭争いとなった。25キロすぎでペースアップした前田に先行されたが、少しずつ冷静に差を詰めて、31キロ手前で逆転。そのままゴールした。

 松田は「GCレースの出場権が最低限の目標だった。獲得できてよかった。(地元)大阪の応援がたくさんあったので、ちょー楽しかったですね」と底抜けに明るい笑顔を見せていた。