女子マラソンの福士加代子(36=ワコール)が8日、名古屋市内で行われた名古屋ウィメンズマラソンの会見に出席した。

1月の大阪国際女子マラソンでは12・6キロ付近で転倒し、35キロで棄権。中41日の強行で、20年東京オリンピック(五輪)の代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ」の挑戦権獲得に挑む。けがの痛みはなく、福士は「でんぐり返し」の練習をしてきたといい「転がってから立つイメージをしてきました。名古屋も転ぶかもしれないけど、立ち上がる練習をしてきた」と笑った。前回は思わぬアクシデントに沈んだが、もう死角はない!?

疲労も残っておらず、調整は「大阪の延長のまま」と順調な様子。「集団に最後までいて、最後はよーいドンでやれたらいい」とレースプランを描いた。