長距離区間の7区(17・6キロ)は青学大の主将・神林勇太(4年)が51分17秒で区間賞となった。

前回の箱根駅伝では9区区間賞の実力者。トップから23秒差の6位でたすきを受け、まずは青山学院大、東洋大、駒大、早大の4校が一塊となった3番手グループの一角でレースを進めた。

約8キロ地点でこの集団から抜け出し、そして先頭集団の明大、東海大に追い付くと、10キロを過ぎたあたりで単独先頭へ。さらに後続を突き放し、2番手東海大に39秒差、3番手駒大に41秒差をつける形でアンカーの吉田圭太にたすきをつないだ。

レースを終えたあと、「キャプテンとしての走りをしたいと思っていた。とにかく先頭で(吉田)圭太につないで、楽をさせたいと思っていた」とうなずいた。前年は3区で9位に終わった悔しさを晴らす快走だった。