資生堂が2時間16分41秒の大会記録で優勝した。

岩水嘉孝監督は、「序盤から前のほうでレースを進められ、後半まで崩れなかったことが収穫。昨年駅伝で悔しい思いをした木村や高島の快走は、クイーンズ駅伝に向けてよい弾み」と振り返った。

6年連続30度目の本大会出場を決めた。指揮官は「昨年(のクイーンズ駅伝)が12番。チャレンジ精神で、虎視眈々(たんたん)と狙っていきたい」と決意を込めた。

1区(7キロ)で区間新の快走を見せた木村は、「区間賞や区間新のことはとくに考えず、後半の選手が気楽に走ってもらえるように、後ろとの差を広げたいと思って走った。昨年迷惑を掛けたので、今年は自分がみんなの負担を減らしたいと思った」と胸を張った。

3区佐藤は「余裕を持って自分の走りができた。クイーンズ駅伝では優勝を目指している。今回で長距離区間でも自信をつけられたので、次につなげたい」と、11月の大一番を見据えた。