第10回富士山マラソンが28日午前9時にスタートした。気温9・1度の中、富士河口湖町の渡辺喜久男町長の号砲でレースがスタート。フルマラソンに参加した国内在住者約4500人が、白い息を吐きながら力強く出走した。

大会アンバサダーの瀬古利彦氏(65)は、同大会がコロナ禍の影響で2年ぶりの開催となり「みなさん、お帰りなさい! 富士山の空気を吸って元気よく走りましょう」と激励の言葉を送った。

コースは山梨・河口湖船津浜~西湖周回コース(日本陸連・国際マラソン協会公認)で、完走者には世界遺産の富士山をイメージした特別デザインの「完走メダル」が提供される。