第98回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)に出場する東洋大が16日、埼玉・川越市のキャンパスでオンライン形式の会見を行い、スーパールーキーの石田洸介(1年)は自然体を強調した。出雲駅伝5区、全日本大学駅伝4区で連続区間賞を獲得。1年生での“区間賞3冠”が懸かるが「もちろん(区間賞を)取りたい気持ちはあるけど、一つの区間でもミスは許されない。区間賞にこだわってはいない」と話した。

初めての箱根路で、希望区間は「3、4区あたり」という。距離に若干の不安は残っていたが「順調に(練習)メニューをこなすことができている。20キロを怖がるよりも、ワクワクする気持ちを大事にしている」と胸中を明かした。

チームとしては前回3位で、90回大会以来8年ぶりの総合優勝を目指す。「(あこがれの)箱根の舞台に携われるのは感慨深い。伝統校としての責任を果たさないといけない」と意気込んだ。