初日から金メダル獲得の期待がかかる。男子20キロ競歩で大会連覇を目指す山西利和(愛知製鋼)が登場。東京五輪では銅メダルに終わった悔しさを胸に、メンタルトレーニングの改善、フォームの微調整に取り組んできた。東京五輪銀メダルの池田向希(旭化成)らを含めて、日本勢が複数のメダル獲得を期す。

注目の男子100メートルではサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)、坂井隆一郎(大阪ガス)が、予選突破に挑む。4大会連続で世界選手権出場となるサニブラウンは、200メートルでは過去に決勝進出を経験。花形種目で世界の強豪と渡り合えるか。

女子1500メートルでは田中希実(豊田自動織機)、男子3000メートル障害では三浦龍司(順大)、男子走り幅跳びでは橋岡優輝(富士通)と、東京五輪で入賞を果たした選手が続々と予選に臨む。