女子100メートル障害(日本時間24日午前3時20分)に福部真子(日本建設工業)と青木益未(七十七銀行)が出場。各組上位3人+タイム順6人の合計24人が準決勝へ進む。福部は26歳にして初めて日本選手権を制し、今回初出場。自己ベストの12秒93を更新とともに、準決勝進出を狙う。一方の青木も4月に出した日本記録(12秒86)を出すなど好調。初の世界選手権でも勢いを見せつけられるか。

女子走り幅跳び予選(同4時)では、秦澄美鈴(シバタ工業)が決勝進出(12人)へ挑む。ネイルを鮮やかなオレンジ色に染め、気持ちは上昇中。6メートル65の自己ベスト更新なるか。

男子1600メートルリレー予選(同9時40分)は日本代表が登場。400メートルで準決勝に進出した佐藤風雅(那須環境)とウォルシュ・ジュリアン(富士通)を軸に、同組の米国、ジャマイカら世界の強国に挑戦する。各組上位3チーム+タイム順2チームの計8チームが最終日(日本時間25日)の決勝へ進む。

女子5000メートル決勝(同10時25分)では、日本人では初めて1大会個人3種目に出場した田中希実(豊田自動織機)が今回のラストレースに臨む。予選で15分0秒21の今季ベスト記録を出し、狙うは広中璃梨佳(JP日本郵政グループ)の持つ日本記録(14分52秒84)への挑戦。気持ちのこもった攻めのレースを見せてくれそうだ。

男子やり投げ決勝(同10時35分)にはディーン元気(ミズノ)が登場。予選を7番手で突破しており、決勝でも8位入賞が現実的な目標となりそう。女子で銅メダルを獲得した北口榛花(JAL)にも刺激を受け、10年前の自己ベスト84メートル28の更新は十分に狙える。

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