陸上男子マラソンの前日本記録保持者でプロランナー大迫傑(31)が12日、骨伝導イヤホンなどを手がける「Shokz」のブランドアンバサダーに就任することに伴い、都内で就任会見を開いた。ケニアで合宿中の大迫はオンラインで登壇し、「音楽を聴きながら、皆さんと一緒に安全に快適に走ることを広めていきたい」と呼びかけた。

骨伝導イヤホンは耳をふさがないため、ランニング時には音楽を楽しみながら、身の回りの危険を察知することができる。「リスクが少なく、安全に走ることにもつながるので、森の中を走るにしても、都会を走るにしても、今後も一緒に走っていける存在かなと思います」と感想を語った。

よく聴く音楽のジャンルについては「いろいろ聴くんです」と明かした。「ラップからアゲアゲな感じのものまで聞いたり。一方で静かに走りたい時は、ゆるやかなテンポだったり、優しくなるようなテンポの曲を聴くこともあります」。その上で「その日の気分に合った曲を探してもらいたい。逆に僕も教えてほしいです」と続けた。

同メーカーでは、3月から骨伝導イヤホンのハイエンドモデル「OpenRun Pro 大迫傑限定パッケージ」を販売する。本日から「Shokz」公式サイトで予約販売を開始するという。