22年世界選手権金メダルのフレッド・カーリー(28=米国)が圧倒的な力で優勝した。

追い風0・4メートルの条件下、9秒91を記録。2位に0秒19差をつけた。2度のフライングがあり、3度目の号砲でスタートしたレース。予選では9秒88(追い風1・5メートル)の大会新記録をマークしており「1本目(予選)は計画通りにいけた。(決勝は)2回のフライングの影響はあった」としながらも地力を示した。

8月の世界選手権(ブダペスト)では2連覇の期待がかかる。カーリーは「記録は水物だが、メダルをずっと続くもの」と意欲を見せ「ブダペストは楽勝だと思う」と言い残して取材エリアを去った。【松本航】

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