日本実業団陸上競技連合と日本学生陸上競技連合は21日、7月1日の実業団・学生対抗陸上競技大会(神奈川・平塚)のエントリー選手を発表した。

男子100メートルには日本選手権2位の柳田大輝(19=東洋大)がエントリー。6月上旬の日本選手権で2位に入っており、世界選手権の参加標準記録(10秒00)を突破すれば、その時点で8月のブダペスト大会の代表が決まる。

女子100メートル障害では、日本選手権Vの寺田明日香(33=ジャパンクリエイト)、8月の世界選手権(ブダペスト)の参加標準記録(12秒78)突破済みの福部真子(27=日本建設工業)、5月21日のセイコーゴールデングランプリ(GGP)で12秒96の自己ベストをマークした清山ちさと(31=いちご)がエントリー。12秒台3人が集結し、ハイレベルな争いが予想される。

世界選手権の参加標準記録の有効期限は7月30日までとなっており、6月の日本選手権で3位以内に入った選手は同期間内に標準を突破すれば、その時点で代表に内定する。