日本陸連は29日、7月1日開催のホクレン・ディスタンスチャレンジ(DC)第1戦士別大会(北海道・士別陸上競技場)のスタートリストを発表した。

女子1500メートルには、21年東京オリンピック(五輪)同種目8位入賞の田中希実(23=ニューバランス)が出場する。

来夏のパリ五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を得ている選手では、男子5000メートルで細谷恭平(黒崎播磨)、女子1万メートルで佐藤早也伽(積水化学)らが出走する。

学生勢からは、4月の競技会で1万メートル27分台を記録した石塚陽士(早大3年)、関東インカレ男子1部1万メートル6位の工藤慎作(早大1年)、関東インカレ男子2部3000メートル障害3位の黒木陽向(創価大2年)、22年箱根駅伝8区出走の吉田凌(創価大3年)らが、男子5000メートルに名を連ねている。

ホクレンDCは中長距離に特化した大会で、8月の世界選手権(ブダペスト)とパリ五輪の参加標準記録の有効期間内に行われる。7月5日に第2戦深川大会、同8日に第3戦網走大会、同12日に第4戦北見大会、同15日に第5戦千歳大会が開催される。

◆世界選手権ブダペスト大会参加標準記録の有効期間

<1万メートル以外>22年7月31日~23年7月30日

<1万メートル>22年1月31日~23年7月30日

◆24年パリ五輪参加標準記録の有効期間

<1万メートル以外>23年7月1日~24年6月30日

<1万メートル>22年12月31日~24年6月30日