陸上女子のドルーリー朱瑛里(15=津山高1年)が女子1500メートル予選に出場し、4分20秒53の同組1着、全体2番目で決勝進出を決めた。

スタートから飛び出して、最後まで首位をキープ。ラスト200メートル~300メートルでスパートをかけ、最後は流してゴールした。

「決勝に力を残しながら予選を走れたことは良かったです」。

初めての高校総体。「ラストスパート、スタミナもスピードの質も上がってきて、いい体調で臨めています」と準備万全で臨み、「こういった大きい舞台で走れていい経験なので、楽しみにこの大会を待っていました。湿度がそこまでなく気持ちよく走れたかなと思います」と話した。

ドルーリーは、今年1月の全国都道府県対抗駅伝で3区(3キロ)を走り、区間新の9分2秒を記録。17人抜きを演じ、注目を集めた。

6月の中国大会で中国高校記録を更新する4分16秒76を記録し、全国への切符をつかんだ15歳。3日の決勝に臨む。

ドルーリーは、同種目のほか、女子800メートルにもエントリーしている。