陸上男子で16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)400メートルリレー銀メダリストの飯塚翔太(32=ミズノ)が、5度目の世界選手権へ挑む。

8日、日本陸連から今月19日開幕のブダペスト大会の追加代表選手が発表され、200メートル代表に選出された。13年モスクワ大会、17年ロンドン大会、19年ドーハ大会、22年オレゴン大会に続き、4大会連続5度目の出場となる。

飯塚は所属先のミズノを通じ、コメントを発表した。

「初めて出場した大学4年生からちょうど10年が経ち今年もチャレンジすることができ嬉しいです。今回で5回目の出場になりますが200mにおいては全て準決勝で敗退しています。その度にあの決勝で走れたらどんなに楽しいんだろうかと、いつも思います」

これまでの来歴を振り返りながら、今年6月に32歳になったスプリンターは、誓いを言葉に込めた。

「短距離メンバーの顔ぶれも変わり始めていますが一緒に戦えることをありがたく思います。目標は色々とありますが、雰囲気を楽しみながら、思い切り戦うことだけ考えて行ってきます!」

ブダペストでも走る喜びを体現する。