◆第3日の見どころ

男子110メートル障害準決勝(日本時間22日午前3時5分ごろ)に泉谷駿介(23=住友電工)、高山峻野(28=ゼンリン)、横地大雅(22=TeamSSp)の3選手が登場。同種目日本勢初のファイナル進出に挑む。

泉谷は予選を13秒33(追い風0・5メートル)で2組2着、高山は13秒35(向かい風0・9メートル)の5組2着で突破。横地は3組で転倒に巻き込まれ、10台目のハードルを飛び越えられないまま14秒39の8着でゴールしたが、レース後の救済措置で準決勝進出が決まった。

最注目は、6月の日本選手権を13秒04の日本新記録で制した泉谷。この記録は21年東京五輪金メダル、22年世界選手権銀メダルに相当する。今季は世界最高峰シリーズ・ダイヤモンドリーグ(DL)ローザンヌ大会でもDL初出場初優勝を飾っており、表彰台の期待が高まる。決勝は日本時間22日午前4時40分ごろに行われる予定。

女子400メートル障害予選(同午前1時50分ごろ)には初出場の宇都宮絵莉(30=長谷川体育施設)、山本亜美(21=立命館大)が登場。2人同時に予選突破となれば、日本史上初となる。

男子400メートル障害準決勝(同午前2時30分ごろ)には、予選を5組3着の48秒71で突破した黒川和樹(22=法政大)が2大会連続で登場する。

女子100メートルは準決勝、決勝が行われ、シェリーアン・フレーザープライス(ジャマイカ)が3大会連続6度目の優勝を目指す。

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