テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)で16日、ゲスト出演した日本陸連ロードランニングコミッションリーダー瀬古利彦氏が15日に開催されたパリ五輪日本代表選考も兼ねたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の男子で代表になれなかった3、4位について語った。

瀬古氏は、15キロすぎまで日本記録に近いペースで走った4位川内優輝について「もうね、2位になりそうなって、ヤバイと思った。2位になるなー」と両手を合わせて拝むポーズをみせた。進行役の羽鳥氏から「あ~、言っちゃった。これ、瀬古さんだから言えるんですよ」とつっこんだが「いや、これね川内にも言ってるんですよ」と話し「でも、川内は日本のマラソン界のことを考えてくれている。雨だと調子がいい選手だけど、川内自身が勝ったら『日本マラソン界の暗黒時代』とか言ってからね」と真剣な表情で話した。

パリ五輪の代表枠は2位までで、5秒差で3位だった大迫傑について瀬古氏は「やっちまったなぁ。早大の後輩なんですよ」とややガッカリした表情をしながらも「でも、大迫は全員にマークされているからね」と気遣う言葉をかけた。