“史上最強の留学生”として箱根駅伝などで活躍したホンダのイェゴン・ヴィンセント(22)が、2区(8・0キロ)区間7位となった。

東京国際大時代に箱根路で3区間で区間記録を打ち立てた怪物は、今春に全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で2連覇中のホンダへ入社。実業団駅伝のデビューとなったこの日は、トップと3秒差の3位でタスキを受けるも、各チームの外国人選手がそろう同区間で突出した走りとはならなかった。

区間1位となったスバルのキプランガット・ベンソン(20)に40秒差の22分19秒で、大学時代からのチームメートの丹所健(22)へタスキをつないだ。

東日本実業団対抗駅伝には36チームが出場。上位12チームに加え、10月15日開催のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場資格選手を擁するチームは完走を条件に、来年1月1日のニューイヤー駅伝の出場権を獲得できる。