大学3大駅伝の2戦目となる全日本大学駅伝(11月5日)の大会主催者は3日、区間エントリーを公式発表し、中央大(中大)は10月9日の出雲駅伝で出走メンバーから外れたエース吉居大和(4年)を3区に起用した。

今年1月の箱根駅伝で22年ぶりの表彰台となる2位に入り、飛躍を目指して今季を迎えたが、大学駅伝初戦の出雲路では7位にとどまった。巻き返しに燃える伊勢路では1区から順に吉居駿恭(2年)、中野翔太(4年)、吉居大の主力3人を配置。7区には主将としてチームをけん引し、出雲路でも6区区間2位と力走した湯浅仁(4年)を登録した。

出雲路で5区区間3位に入った溜池一太(2年)、同1区で区間13位と苦しんだ浦田優斗(3年)は補員に回った。レース当日のメンバー変更は最大3人で、午前6時10分から同6時半までが期限となっている。

全日本大学駅伝は愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮までの全8区間(106・8キロ)を、2つの選抜チームを含めた27チームで競う。史上初の2年連続3冠を狙う駒大、今季の出雲2位の創価大、同3位で3年ぶりの全日本となる城西大などが出場する。

◆中大の区間エントリー

〈1区〉吉居駿恭(2年)

〈2区〉中野翔太(4年)

〈3区〉吉居大和(4年)

〈4区〉柴田大地(1年)

〈5区〉本間颯(1年)

〈6区〉吉中祐太(2年)

〈7区〉湯浅仁(4年)

〈8区〉阿部陽樹(3年)

〈補員〉大沢健人(4年)、浦田優斗(3年)、東海林宏一(3年)、山平怜生(3年)、溜池一太(2年)