富士通陸上競技部は1日、来年4月に新加入する3選手を発表した。

長距離ブロックでは青柿響(21=駒大)、高槻芳照(22=東農大)が加わる。青柿はハーフマラソンで1時間2分22秒の自己記録を持ち、箱根駅伝では大学2年時から2年連続で最終10区で出走。今年1月の箱根路では区間2位と好走し、同校史上初の3大駅伝「3冠」のゴールテープを切った。

高槻は福島県の強豪・学法石川高出身。1万メートルで28分11秒99、ハーフマラソンで1時間2分19秒の自己記録を保持する。箱根駅伝は、1年時に関東学生連合チームで8区出走。今季は主将としてチームを引っ張り、10年ぶりの本大会出場へと導いた。11月の全日本大学駅伝では7区区間11位となっている。

競歩ブロックでは住所大翔(23=順大大学院)が加入。22年世界選手権で20キロ競歩8位となった実力者で、今年7月にはアジア選手権にも出場した。