第100回箱根駅伝(来年1月2、3日)で史上初の2季連続「3冠」を狙う駒澤大(駒大)が15日、オンラインで取材会を開催し、大八木弘明前監督(現総監督)が本番当日の過ごし方を明かした。

これまで大八木総監督は運営管理車に乗り、選手たちを鼓舞してきたが、3月末の勇退し、今大会は沿道からの声かけとなる。「2区のはじめのほうは見たい」と語り「早い区間の沿道で声をかけて、ゴールへ行きたい」と当日の動きを思い描いた。

総監督の立場で迎える初の箱根に「酒の量が増えてきた。昨年よりはリラックスしている」と笑顔。今季は世界レベルを狙う「Sチーム」で、鈴木芽吹(4年)、篠原倖太朗(3年)、佐藤圭汰(2年)らを指導するため、海外遠征も繰り返した。「今までよりもちょっと疲れているところはあります」と打ち明けつつ「良い疲れというか、自分がやりたいことをやらせてもらっている気持ちがあります」と充実感を漂わせた。

「3冠」を狙うチームへは「明るくまとまっています。昨年のチームを超えたいという自覚をもっているので、今年の成績につながっています」とうなずきながら期待を込めた。【藤塚大輔】

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