13位に終わり、3年ぶりのシード落ちを喫した中央大(中大)の藤原正和監督が、この日までの10日間を「地獄のようだった」と振り返った。

大会直前に体調不良者が続出した。登録メンバー16人中14人に発熱やせきなどの症状に見舞われ、往路で13位。復路は6区の浦田優斗(3年)が区間5位、7区では吉居駿恭(2年)が区間賞の走りでシード圏内の10位まで浮上させたが、8区で阿部陽樹(3年)が区間22位と苦しんだ。

その阿部についても「実際、体調を崩していた」と説明。「1キロ3分20秒でいいからとにかくつなげよう、と。そう言って見守っていました」と、苦しい胸の内を明かした。

前回2位で優勝候補に挙げられながら、まさかのシード落ち。病魔に苦しめられた箱根路は「長かったです」と、肩を落とした。

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