往路を制した青学大が危なげなく逃げ切り、大会新記録で2年ぶり7度目の総合優勝を果たした。駒大は復路での逆転ならず史上初となる2季連続の3冠を逃した。
■青学大100回大会飾る新記録で7度目V!原監督20年目、新たな黄金時代の幕開け
総合成績
(1)青学大 10時間41分25秒=大会新
(2)駒大 +6分35秒
(3)城西大 +11分02秒
(4)東洋大 +11分22秒
(5)国学院大 +14分03秒
(6)法大 +15分11秒
(7)早大 +15分15秒
(8)創価大 +15分57秒
(9)帝京大 +17分58秒
(10)大東大 +19分17秒
<ここまでシード権>
(11)東海大 +20分27秒
(12)国士舘大 +20分28秒
(13)中大 +20分34秒
(14)立教大 +21分39秒
(15)日大 +24分21秒
(16)日体大 +25分06秒
(17)順大 +25分18秒
(18)駿河台大 +25分33秒
(19)中央学院大 +26分01秒
(20)明大 +26分04秒
(21)神奈川大 +26分13秒
(22)東農大 +27分51秒
(23)山梨学院大 +29分46秒
◆レース経過
※タイムは速報値
6区=20・8キロ(芦ノ湖〜小田原中継所)
※区間記録 20年 館沢亨次(東海大)57分17秒
◆芦ノ湖スタート 気温4度。晴れ。午前8時、往路1位の青学大・野村がスタート。2分38秒遅れて2位駒大。以下城西大、東洋大、早大、国学院大、創価大の順でスタート。往路でトップから10分以上遅れた8位大東大以下の16校は8時10分に一斉スタート
◆1キロ 青学大・野村は2分46秒で通過
◆2キロ 青学大・野村は5分55秒で通過
◆4キロ 青学大・野村は13分33秒で通過
◆5・1キロ(芦之湯 2位駒大・帰山は2分52秒遅れで通過。4秒広がった。3分34秒遅れて3位城西大
◆9・0キロ(小涌園前) 青学大・野村が軽快に走り抜ける。2位駒大・帰山との差を3分18秒に広げた。2位駒大を追う城西大・久保出は37秒差で3位通過。国学院大が早大を抜いて5位浮上。往路13位の中大がシード圏内の10位浮上
◆13・7キロ(大平台) 青学大・野村が快調にヘアピンカーブを曲がっていく。2位駒大・帰山との差をさらに広げ3分38秒に。以下3位城西大、4位東洋大、5位国学院大、6位早大、7位創価大、8位法大、9位大東大、10位中大
◆16・9キロ(函嶺同門) 青学大・野村が軽快な走りで通過。2位駒大との差はさらに広がって3分45秒
◆18・1キロ 青学大・原監督が野村に声掛け「(東洋大で区間賞を取った)兄貴に負けるな!」
◆小田原中継所 青学大・野村が素晴らしい走りでトップを守ってタスキリレー。2位駒大との差を4分17秒差に広げた。駒大から41秒遅れて3位城西大がタスキリレー
【6区順位】
(1)青学大 6時間16分27秒
(2)駒大 +4分17秒
(3)城西大 +4分58秒
(4)東洋大 +7分50秒
(5)創価大 +9分56秒
(6)国学院大+10分17秒
(7)法大 +10分38秒
(8)早大 +10分40秒
(9)大東大 +10分51秒
(10)中大 +12分45秒
(11)東海大 +14分13秒
※10位までがシード権
※区間賞 武田和馬(法大)58分02秒
7区=21・3キロ(小田原中継所〜平塚中継所)
※区間記録 20年 阿部弘輝(明大)1時間01分40秒
◆11・8キロ(二宮) トップの青学大・山内が「フリーザ軍団」が踊る中落ち着いた走り。2位駒大との差は4分11秒。6秒縮められた。3位城西大、4位東洋大、5位創価大、6位国学院大、7位に大東大が浮上。8位法大、9位早大、10位中大。19秒差で11位帝京大
今年もフリーザ軍団が!7区二宮町に襲来「良い年明け」新春の訪れを実感する人続出
◆15・2キロ 中大・吉居駿恭が前日2区を走った兄の大和から給水を受け力走。現在シード圏内の10位
◆18・4キロ(大磯) 青学大と駒大の差は4分33秒。再び差が広がった
◆平塚中継所 青学大・山内は後半苦しそうなシーンも見られたがトップを守ってタスキリレー。2位駒大に4分44秒差をつけた
【7区順位】
(1)青学大 7時間19分13秒
(2)駒大 +4分44秒
(3)城西大 +5分36秒
(4)東洋大 +10分07秒
(5)創価大 +10分52秒
(6)国学院大+11分00秒
(7)大東大 +11分32秒
(8)法大 +11分36秒
(9)早大 +12分24秒
(10)中大 +12分26秒
(11)帝京大 +14分28秒
※10位までがシード権
※区間賞 吉居駿恭(中大)1時間02分分27秒
8区=21・4キロ(平塚中継所〜戸塚中継所)
※区間記録 19年 小松陽平(東海大)1時間03分49秒
◆6・9キロ(茅ケ崎) 青学大・塩出が区間記録より10秒速いペースで通過。2位駒大との差は8秒開き4分52秒。法大が大東大を抜き7位浮上
◆15・9キロ 首位青学大・塩出が快走。区間新のペースで遊行寺の上り坂に入った。2位駒大との差を5分21秒まで広げた
◆戸塚中継所 青学大・塩出が区間新記録こそ逃したが1時間04分の素晴らしいタイムをたたき出しトップでタスキリレー。2位駒大との差を5分33秒まで広げた。中大が12位後退。山梨学院大は青学大から20分以上遅れたためわずか数秒の差でたすきをつなげず無念の繰り上げスタート
【8区】
(1)青学大 8時間23分13秒
(2)駒大 +5分33秒
(3)城西大 +8分01秒
(4)東洋大 +11分31秒
(5)国学院大+11分58秒
(6)法大 +12分57秒
(7)創価大 +13分08秒
(8)早大 +13分20秒
(9)帝京大 +15分41秒
(10)東海大 +17分03秒
(11)大東大 +17分12秒
※10位までがシード権
※区間賞 塩出翔太(青学大)1時間04分00秒
9区=23・1キロ(戸塚中継所〜鶴見中継所)
※区間記録 22年 中村唯翔(青学大)1時間07分15秒
◆7・8キロ(権太坂) 青学大と駒大の差は5分56秒に開く
◆14・7キロ 横浜駅前給水ポイント。首位の青学大・倉本は志貴主将から給水を受け力走を続けた。2位駒大との差は6分33秒。3位城西大、4位東洋大、5位国学院大、6位法大、7位創価大、8位早大、9位帝京大、10位東海大。11位は大東大。シード権を争う10位東海大との差はわずか8秒
◆鶴見中継所 青学大・倉本が2年ぶり総合優勝へアンカーの宇田川へトップでタスキリレー。2位駒大との差は6分22秒。3位城西大。10位は東海大。4秒差で11位大東大。中央学院大、駿河台大、順大、山梨学院大は無念の繰り上げスタート
【9区】
(1)青学大 9時間32分04秒
(2)駒大 +6分22秒
(3)城西大 +9分30秒
(4)東洋大 +11分52秒
(5)国学院大+13分08秒
(6)法大 +13分57秒
(7)早大 +14分51秒
(8)創価大 +15分00秒
(9)帝京大 +16分20秒
(10)東海大 +18分34秒
(11)大東大 +18分38秒
※10位までがシード権
※区間賞 倉本玄太(青学大)1時間08分51秒
10区=23・0キロ(鶴見中継所〜大手町ゴール)
※区間記録 22年 中島啓敦(青学大)1時間07分50秒
◆5・9キロ(蒲田) 2年ぶり7度目の総合優勝を目指す青学大のアンカーは2年生の宇田川。落ち着いた走りで駒大との差を6分54秒に広げた。シード権を争う10位東海大と11位大東大の差はわずか1秒に
◆13・5キロ(新八ツ山橋) 青学大・宇田川が快走。2年前の大会記録(青学大)を更新するペースで通過。2位駒大との差はついに7分以上に開いた。シード争いは大東大が東海大を逆転し10位浮上。26秒差をつけた
◆大手町フィニッシュ 青学大・宇田川がぶっちぎりでゴールに飛び込み、大会新記録で2年ぶり7度目の総合優勝。10時間41分25秒
※10区・区間賞 岸本遼太郎(東洋大) 1時間08分51秒
往路順位
順位 | 学校名 | タイム |
---|---|---|
1 | 青学大 | 5時間18分13秒 |
2 | 駒大 | 5時間20分51秒 |
3 | 城西大 | 5時間21分30秒 |
4 | 東洋大 | 5時間25分19秒 |
5 | 早大 | 5時間26分05秒 |
6 | 国学院大 | 5時間27分07秒 |
7 | 創価大 | 5時間28分08秒 |
8 | 大東大 | 5時間28分54秒 |
9 | 法大 | 5時間29分03秒 |
10 | 順大 | 5時間30分17秒 |
11 | 国士大 | 5時間30分20秒 |
12 | 帝京大 | 5時間30分23秒 |
13 | 中大 | 5時間30分35秒 |
14 | 駿河台大 | 5時間30分51秒 |
15 | 山梨学院大 | 5時間31分05秒 |
16 | 東海大 | 5時間31分33秒 |
17 | 立教大 | 5時間31分37秒 |
18 | 中央学院大 | 5時間31分42秒 |
19 | 日大 | 5時間31分51秒 |
20 | 東農大 | 5時間33分33秒 |
21 | 日体大 | 5時間35分35秒 |
22 | 神奈川大 | 5時間35分50秒 |
23 | 明大 | 5時間37分21秒 |