今夏のパリ五輪日本代表選考を兼ねる大阪マラソン(大阪府庁前~大阪城公園前)は、25日に行われる。

マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の指定大会。残された3月の東京と、今回の大阪のいずれかで、設定記録2時間5分50秒を突破した最速記録者が、代表3枠目を獲得する。

五輪代表入りのかかる土方英和(26=旭化成)は「力を出しきりたい」を一番の目標に挑戦。レース当日は雨が予想されるが「雨に苦手意識はないので、降ってもらった方がありがたい」と余裕を示した。

大塚祥平(29=九電工)は、これまで通りの練習を「過去の自分と比較」しながらこなしてきて「いい走りができたら、おのずとタイムが出るはず」と胸を張った。

パリ五輪代表に内定している小山直城(27=Honda)もエントリー。「調子が上がってきている」と万全の調子で、五輪へ向けて自信を深めるレースにする。

大阪、東京で記録突破者が出なければ、昨秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)3位の大迫傑に決まる。