陸上男子100メートルでパリオリンピック(五輪)代表のサニブラウン・ハキーム(25=東レ)による主催大会「DAWN GAMES」西日本エリア予選が9日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。
「日本の陸上界を盛り上げたい」との願いのもと、初めての開催に至った。サニブラウンは欧州遠征中のため不在だったが、約300人の小中高生が参加し、男女年代別に100メートルのタイムレースを実施。高校男子は中村昊羽(こう、京都・同志社高3年)が自己ベストとなる11秒01で制した。
1週間前の京都府高等学校陸上競技対校選手権で準決勝敗退となった中、指導者からの提案もあり、今大会への参加を決めた。もともとは大学での競技継続に迷いもあったというが「続けてみようかな」と心境の変化も口にした。
上位に入ったことで、今秋開催される決勝への進出も決定。今大会の発起人でもあるサニブラウンへは「日本人で一番多く9秒台を出しているので憧れている」と瞳を輝かせる。日ごろは生徒主体で練習内容を決めることもあるといい「一流選手のメニューを参考にしてみたい。僕は筋力が足りていないので、どういうメニューで練習をされているのか聞いてみたいです」と素直な思いも明かした。
今月29日には、東京・大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森陸上競技場で東日本エリア予選を開催。各予選の上位入賞者が今秋の決勝大会へ進む。

