13日に開幕する陸上世界選手権東京大会(国立競技場)の男子100メートル日本代表、サニブラウン・ハキーム(26=東レ)が8日、宮崎キャンプを打ち上げた都城市内で囲み取材に応じた。
6度目の大舞台、自身の日本最多記録を更新する同種目3度目の決勝進出へ「いい練習ができて手応えがある。それを試合で出せるかどうか。出せるように仕上げていきたい」と抱負を語った。大会初日の13日に予選、翌14日に準決勝、決勝が行われる。
前日7日まで追い込んだが、この日は軽めの調整にとどめた。競技場に駆けつけた約500人のファンや少年少女と交流するためでもあった。「陸上に興味を持ってもらえることは、本当にうれしい。もっと僕らがやれることを、たとえ少しでも、やっていくべきだ」と、何と約500人の希望者全員にサインを書き、記念写真に応じるなどの“神”対応を行った。
7月の日本選手権は、キャリア初の予選敗退。6月26日の練習中に右股関節上部の骨挫傷を負っていた。全治3週間と明かしていた通り「足を上げると痛みを伴う。恐る恐るやっている自分も少なからずいる」と話していたが、治療とリハビリをへて、この宮崎での事前合宿で相当復調した自信をのぞかせた。

