ワールドカップ(W杯、25日開幕、沖縄など)を前にした最後の強化試合で、日本(世界ランキング36位)が、21年東京五輪4強のスロベニア(同7位)に68-103で敗れた。大黒柱の渡辺雄太(28=サンズ)は右足首捻挫の影響で出場を回避した。
日本 | 68 | 21-26 15-24 14-27 18-26 | 103 | スロベニア |
試合経過
第1Q
日本は開始早々に富永が3点シュートを決めた。スロベニアは直後にNBAマーベリックスのスター選手、ドンチッチの得点で応酬。一進一退の攻防が続いたあと、スロベニアが突き放したが、日本は終盤に追い上げて21-26で第1Q終了
第2Q
堅い守備を見せた日本が一時32-33と1点差まで迫ったが、スロベニアは速いパス回しで流れを渡さなかった。日本は残り約4分から得点を挙げられず、36-50とリードを広げられて折り返した。前半終了時点でドンチッチは両チーム最多15得点をマーク
第3Q
日本は馬場がダンクシュートを決め、吉井も3点シュートを沈めるなどしたが点差はなかなか縮まらない。スロベニアはドンチッチがノールックパスや背中からの長いパスで鮮やかに得点を演出。会場を何度もどよめかせた。第3クオーターを終えて日本が50-77とリードされる
第4Q
日本は馬場がダンクシュートや3点シュートをみせ、ホーキンソンもブロックショット2連発のあとに自らポイントを奪うなど粘ったが、スロベニアの壁は厚かった。ドンチッチにダブルチームを割られての得点を許すなど勢いを止められず、この試合20得点以上を奪われた。最終クオーターも18-26とリードをさらに広げられ、W杯前最後の強化試合を勝利で飾れなかった
試合前
W杯メンバー
▽ポイントガード(PG)=2人
<#2>富樫勇樹(167センチ=千葉ジェッツ)
<#5>河村勇輝(172センチ=横浜ビー・コルセアーズ)
▽シューティングガード(SG)=4人
<#6>比江島慎(191センチ=宇都宮ブレックス)
<#18>馬場雄大(195センチ=無所属)
<#19>西田優大(190センチ=シーホース三河)
<#30>富永啓生(188センチ=ネブラスカ大)
▽スモールフォワード(SF)=3人
<#12>渡辺雄太(206センチ=サンズ)
<#31>原修太(187センチ=千葉ジェッツ)
<#91>吉井裕鷹(196センチ=アルバルク東京)
▽パワーフォワード(PF)=1人
<#75>井上宗一郎(201センチ=越谷アルファーズ)
▽センター(C)=2人
<#24>ホーキンソン・ジョシュ(208センチ=サンロッカーズ渋谷)
<#99>川真田紘也(204センチ=滋賀レイクス)
※ホーキンソンはPFを兼ねる
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