北川悦吏子

第8回橋田寿賀子賞授賞式橋田寿賀子賞を受賞した脚本家・北川悦吏子
第8回橋田寿賀子賞授賞式橋田寿賀子賞を受賞した脚本家・北川悦吏子

ラブストーリーを書かせたら北川悦吏子。2000年1~3月期の「東芝日曜劇場」で放送された「ビューティフルライフ」は若者、特に女性たちのハートをわしづかみにした。木村拓哉と常盤貴子。美容師と車いす生活の女性との恋を描き、平均視聴率は32.3%。「場面をセリフで説明するような言い回しがない」と評価する放送評論家もいるほど、見ている側はす~っとドラマの世界に溶け込んだ。このドラマをきっかけにバリアフリーという言葉が一般化された。「ワープロ(当時)だと自分と距離が生まれ、躊躇せずに書けた」と言う。北川の原作・脚本で放送されたNHK朝ドラ「半分、青い。」では〝神セリフ〟〝神回、神週〟がSNSで飛び交った。

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<芸能・2000年3月30日掲載>