天龍源一郎

天龍源一郎(左)はオカダ・カズチカにラリアットを決める
天龍源一郎(左)はオカダ・カズチカにラリアットを決める

65歳ミスタープロレスが燃え尽きた。自身と同じく2年連続プロレス大賞MVPに輝いた新日の28歳、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカと対戦、レインメーカーから片エビ固めに沈んだ。13歳で大相撲初土俵を踏んだ天龍(当時シコ名は本名・嶋田)、最高位は西前頭筆頭。76年秋場所を最後にプロレスに転向。全日退団後は多くの団体あらゆるマットで活躍した。引退試合後マイクをつかむと「いや~負けた~」。「新しいプロレスをオレに体験させてくれた。プロレスは進化している」。その表情は晴れ晴れしていた。反骨の龍魂はリングに置いた。今は芸能活動に魂を燃やしている。

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<プロレス・2015年11月16日掲載>