前田日明

葉巻を手に自らのプロレス哲学について語る前田日明
葉巻を手に自らのプロレス哲学について語る前田日明

総合格闘技と名付け、プロレス界にビッグバンを巻き起こした男、前田日明。1976年新日本入門、翌年8月25日、山本小鉄戦でデビュー。7年後UWF旗揚げ、新日復帰、第2次UWF、リングス、HERO'S……と次々〝新しいプロレス〟を生み出した。99年2月21日、霊長類最強の男アレクサンダー・カレリンと引退試合を行うまでの22年、強い格闘家でいた。長州力の背後から顔面キックを浴びせたり、アンドレ・ザ・ジャイアントにはローキック連発とヒザへの前蹴りで戦意喪失させたりと伝説も数多い。上記の名言は、猪木の付き人時代から体で吸収したストロングスタイルを誰よりも知っている誇りから発せられたものだ。

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<格闘技・2005年4月26日掲載>