石川遼

マンシングウェアオープンKSB杯 最終日、優勝しトロフィーを手に笑顔の石川遼
マンシングウェアオープンKSB杯 最終日、優勝しトロフィーを手に笑顔の石川遼

15歳8カ月のアマチュアの少年が、並み居るプロを押しのけてツアー初出場で逆転優勝する快挙を成し遂げた。世界最年少のおまけ付きだ。マンシングウェアオープンKSB杯最終日、66の圧巻猛チャージ。首位に並んだ17番パー3。約30ヤードのバンカーショットがカップに吸い込まれた。「えっ、入っちゃった」。この日12個目のバーディーは勝利の女神も引き寄せた。男子ゴルフ界待望のニューヒーローの誕生だった。さわやかな笑顔はまさに王子様のよう。日本ゴルフツアー機構の島田幸作会長が「びっくりしました。まさか」に続いて「ほかの若い子がみんな刺激されて、夢を持って練習できるでしょう」と高揚していた。(^o^)

<ゴルフ・2007年5月21日掲載>