日本スケート連盟は23日、来年2月に行われるソチ五輪フィギュアスケートの日本代表を発表した。

 男子は今季のGPファイナル、全日本選手権を制した羽生結弦(19=ANA、初)、全日本選手権2位の町田樹(23=関大、初)、今季のNHK杯優勝の高橋大輔(27=関大大学院、3度目)が選ばれた。

 女子は今季のGPファイナルを制した浅田真央(23=中京大、2度目)、今季の全日本選手権で初優勝を飾った鈴木明子(28=邦和スポーツランド、2度目)、同2位の村上佳菜子(19=中京大、初)が選出された。

 日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は、高橋の選出について「(大目標の)金メダルを含む複数メダルをとれる選手たちを選ぶ、ということで考えてきました」と説明した。全日本3位の小塚と5位の高橋の比較となったが、強化部は高橋の今季最高268・31点(NHK杯)を評価。右すねの状態について議題に上がったが、五輪までに完治が可能と判断した。強化部による3人目の選考は、満場一致で高橋が代表となった。