イノシシで金へ猛進? 柔道の世界選手権(8月、カザフスタン)女子63キロ級代表の田代未来(21)が27日、同48キロ級代表の浅見らと所属先のコマツの壮行会に出席した。

 優勝した5月の国際大会では、体が勝手に前に出て行く感覚があったそうで「頭の中で考えてたわけでない。イノシシみたいなところがある」。初出場で3位だった昨年の雪辱を期す舞台へ、「今度もそうなれれば」と見据えた。そっくりな容姿と同階級から、五輪2連覇の谷本歩実コーチの「2世」とも呼ばれる。同席した同コーチはイノシシ状態を「爆発力があるということ。チャンピオンになるための条件」と歓迎した。