杉原愛子(15=大阪・梅花高)がシニア国際大会デビュー戦で団体、個人総合の2冠に輝いた。

 父勝さん(46)は「ハラハラドキドキ。ミスなく終われて、よかった」と、ホッとした表情で話した。日体大出身で東大阪市消防局に勤務する元体操選手は「コーチを始め、みなさんのサポートのおかげ」と周囲に感謝した。

 「教えていないのに幼稚園の頃には鉄棒の逆上がりができた」と勝さん。抜群の跳躍を生む脚力について「子どもの頃は縄跳びが好きで、何重跳びとかを友だちと競い合いながらやっていたのが、今につながったのかも」と話していた。