ラグビー日本代表の次期ヘッドコーチ(HC)選びを進めている日本協会が、ことしの世界最高峰リーグのスーパーラグビー(SR)で「ハイランダーズ」を優勝に導いたジェイミー・ジョセフ監督(46)を最有力候補として交渉していることが15日、関係者への取材で分かった。決定時期のめどとしてきた17日の理事会には間に合わないが、年内の合意を目指す。

 ニュージーランド代表で20キャップ、日本代表として9キャップを持つジョセフ監督は、ハイランダーズとの契約が2016年まで残っており、就任時期などクラブとの調整が必要な部分で詰めの交渉をしているとみられる。

 日本代表と並行して人選を行っているSRの日本チーム「サンウルブズ」のHCは、元ニュージーランド代表のマーク・ハメット氏(43)に絞り込み、チーム概要を発表する21日までの決定に向けて調整している。