国際トライアスロン連合(ITU)は11日、マドリードでの総会で役員改選を行い、日本連合(JTU)の大塚真一郎専務理事(59)が副会長に当選した。任期は2020年までの4年間。

 東京都出身の大塚氏は11年にJTU専務理事に就任。ITUと日本オリンピック委員会(JOC)の理事も務めている。副会長選には5人が立候補し、4枠を争った。

 日本体操協会の渡辺守成専務理事が国際体操連盟(FIG)の新会長に選出されるなど、20年東京五輪を前に国際競技団体で日本の発言力向上が期待される。大塚氏は「東京五輪への各国の期待も大きく、競技が大きく飛躍できるように頑張りたい」とのコメントをJTUを通じて発表した。