総体準優勝の東山(京都)が初のベスト4進出を果たした。

 岡田侑大主将(3年)とカロンジ・カボンゴパトリック(3年)が徹底マークされ、思うように得点でず、前半は33-40とリードを許した。

 後半、山内佑真(3年)がドライブから積極的にゴール下に切り込み、シュートを放つ。岡田、パトリックも本来の動きを取り戻して、試合をひっくり返した。「みんな頼もしかった」。大沢徹也コーチ(35)は笑顔を見せた。17年前、大沢コーチが選手だった時は準々決勝で敗退。それが過去最高成績だった。「力はついている。あと2つ勝ちたい」。指揮官の思いは、選手らも同じだ。