今季3冠を目指す東福岡が1点差のシーソーゲームを制し、決勝進出を決めた。

 前半は御所実(奈良)のモール攻撃に苦しみ、8-19でハーフタイムに。だが、後半4分、FB古賀由教(3年)のトライで反撃を開始した。20-24で迎えた同24分には、相手陣10メートル付近左ラインアウトから高校日本代表候補のロック箸本龍雅主将(3年)が防御網を突破。すぐ脇をサポートしたSH隠塚翔太朗(2年)へのパスも成功し、逆転トライが生まれた。

 後半ロスタイムには自陣で御所実の連続攻撃にあった。だが、東福岡は低いタックルでモールを作らせず、ボール奪取でノーサイドを迎えた。