混合ダブルスで吉村真晴(名古屋ダイハツ)石川佳純(全農)組が準決勝を突破し、決勝でも陳建安、鄭怡静組(台湾)に4-3で競り勝ち、日本勢として1969年ミュンヘン大会の長谷川信彦、今野安子組以来、48年ぶりとなる優勝を果たした。個人戦での日本選手の金メダルは79年平壌大会の男子シングルスを制した小野誠治以来38年ぶり。

 シングルスは女子で日本勢48年ぶりのメダルを決めていた17歳のアジア女王、平野美宇(エリートアカデミー)が準決勝で大会2連覇を狙う五輪金メダリストの丁寧(中国)に1-4で屈し、銅メダルとなった。

 男子4回戦では13歳の張本智和(エリートアカデミー)がリュボミール・ピシュテイ(スロバキア)を4-1で破り、シングルスでは男女を通じて最年少での準々決勝進出を果たした。

 男子ダブルス準決勝で大島祐哉(木下グループ)森薗政崇(明大)組は鄭栄植、李尚洙組(韓国)に4-2で勝ち、この種目の日本勢で48年ぶりの決勝進出。丹羽孝希(スヴェンソン)吉村組は樊振東、許■組(中国)に0-4で敗退した。

 ※■は日ヘンに斤