関東大学ラグビー対抗戦は9月30日、東京・秩父宮ラグビー場で1試合が行われ、7連覇を目指す帝京大は日体大に70-3で完勝し、開幕2連勝とした。PGで先制を許すも、その後はWTB竹山晃暉(3年)の2トライなどで圧倒し、一気に点差を広げた。次戦は今月14日に青学大と対戦する。

 帝京大・竹山が足で存在感を示した。後半17分、タッチライン際を50メートル以上走り切って2個目のトライを奪うと、今季から任されたキックも10本のゴールキックすべてを成功。1人で30得点を挙げる活躍で勝利に貢献した。1年時に大学選手権の1大会最多トライ記録を更新した大器は「キックは難しい場面でも狙ってと言われるように信頼を得ていきたい」と成長を期した。