4月に現役を引退したフィギュアスケート元世界選手権女王の浅田真央さん(27)が12日、都内で行われたロッテのイベントに出席し、この日発表された「JALホノルル・マラソン」(12月10日、米ハワイ州ホノルル)出場について語った。

 フルマラソンは初挑戦で「もともと走るのが大好きで現役時代も走っていましたが、長距離になると次の日の練習に影響が出るので、あまりやらなかったんです。引退したら1回はやりたいと思っていました。それが今年かなうのですごく楽しみです」と挑戦の理由をうれしそうに説明した。「チャレンジすることが好きなんだなとあらためて思いますし、チャレンジできることがうれしいです」。現役時と変わらぬ情熱で、目標に掲げた4時間30分以内での完走を目指す。

 また、この日は女優の岸恵子らとともに第65回菊池寛賞の受賞も発表された。