ショートプログラム(SP)で2位発進の樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)がフリー141・99点、合計212・52点で2位。第1戦ロシア杯の3位に続く連続表彰台となった。
同6位の本田真凜(16=大阪・関大高)は131・42点、合計198・32点で5位に、同7位の三原舞依(18=シスメックス)は139・17点、合計206・07点で4位に終わった。
GPシリーズ上位6人が12月7日に開幕するGPファイナル(名古屋)に進む。
三原舞依
<演技構成>
3Lz+3T/ChSq/2A/CCoSp/FSSp/3F/2A+3T/3Lo/3Lz+2T+2Lo/3S/StSq/FCCpSp
冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループはうまく着氷。全身を使い笑顔で演技を行う。ダブルアクセルでは着氷時に少しバランスを崩すが中盤での3回転フリップや3連続ジャンプなど大きなミスなく着氷した。終盤でのスピンが終わると会場からは拍手。演技後は笑顔でガッツポーズを見せた。
- 女子フリーで演技する三原(撮影・山崎安昭)
- 女子フリーで演技する三原(撮影・山崎安昭)
- 女子フリーで演技中に笑顔を見せる三原(撮影・山崎安昭)
- 女子フリーで演技を終えた三原舞依は得点を見て笑顔を見せる右は中野コーチ(撮影・山崎安昭)
本田真凜
<演技構成>
3Lz/3F+3T/CCoSp/StSq/FSSp/2A+3T/3Lz+2T+2Lo/3S/ChSq/3Lo/2A/LSp
冒頭の3回転ルッツはうまく着氷。途中、回転が足りない場面もあったが、大きなミスもなく終了。演技を終えるとホッとした表情を見せ、会場の歓声に応えた。
- 女子フリーで演技する本田(撮影・山崎安昭)
- 女子フリーでイナバウアーをする本田(撮影・山崎安昭)
- 女子フリーで演技する本田(撮影・山崎安昭)
- 女子フリーで演技する本田(撮影・山崎安昭)
樋口新葉
<演技構成>
2A/3Lz+3T/CCoSp/ChSq/3S/3Lz+3T/3Lo/2A+2T+2Lo/3F/FCSp/StSq/LSp
冒頭の2回転アクセルをきれいに着氷。最後まで大きなミスなく終えた。演技を終えると両手力強くガッツポーズ。大きく手を振り、笑顔で歓声に応えた。
- 女子フリーの演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
- 女子フリーでジャンプする樋口(撮影・山崎安昭)
- 女子フリーでジャンプする樋口(撮影・山崎安昭)
- 女子フリーの演技中に笑顔を見せる樋口(撮影・山崎安昭)
<総合成績>
順位 | 選手 | 合計 | SP | FS |
---|---|---|---|---|
1 | アリーナ・ザギトワ | 213.88 | 69.44 | 144.44 |
2 | 樋口新葉 | 212.52 | 70.53 | 141.99 |
3 | エレーナ・ラジオノワ | 206.82 | 70.48 | 136.34 |
4 | 三原舞依 | 206.07 | 66.90 | 139.17 |
5 | 本田真凜 | 198.32 | 66.90 | 131.42 |
6 | エリザベータ・トゥクタミシェワ | 196.68 | 67.10 | 129.58 |
7 | ガブリエル・デールマン | 196.68 | 70.50 | 126.18 |
8 | 李香凝 | 174.82 | 59.20 | 115.62 |
9 | チェ・ダビン | 165.99 | 53.90 | 112.09 |
10 | アンバー・グレン | 151.14 | 52.61 | 98.53 |
11 | 趙子セン | 144.71 | 50.39 | 94.32 |
<滑走順とSP成績>
<第1グループ>
アンバー・グレン(米国)52.61
趙子セン(中国)50.39
三原舞依(シスメックス)66.90
李香凝(中国)59.20
チェ・ダビン(韓国)53.90
<第2グループ>
本田真凜(大阪・関大高)66.90
エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)67.10
アリーナ・ザギトワ(ロシア)69.44
樋口新葉(東京・日本橋女学館高)70.53
ガブリエル・デールマン(カナダ)70.65
エレーナ・ラジオノワ(ロシア)70.48