開幕戦の団体第1戦が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)伊東大貴(雪印メグミルク)葛西紀明(土屋ホーム)小林潤志郎(雪印メグミルク)で臨んだ日本は983・6点で5位だった。

 日本は伊東、葛西が伸び悩んで1回目を5位で終えると、上位8チームによる2回目も順位を上げられず、表彰台争いに加われなかった。ノルウェーが1023・8点で1回目の3位から逆転優勝。ポーランドとオーストリアが1006・5点の同点で2位に並んだ。

 ◆葛西紀明の話 (2回目の130・5メートルは)風が良かった。2回ともいい条件で飛べた。踏み切りが少し良くなった。(個人戦の予選とは)だいぶ気持ちも違う。流れに乗って調子を上げたい。

 ◆小林潤志郎の話 (W杯で)アンカーは初めて。みんな飛距離が出ない中、飛んでやろうという気持ちが少し強くなっちゃった。2回目はもう少しいけたと思う。力んだ部分があった。

 ◆伊東大貴の話 少しずつ慣れてきているが、まだ自分の思い描いていた感覚をつかめていない。いいのか悪いのか分からない。映像を見て修正するしかない。

 ◆小林陵侑の話 (2回目は)風も良かった。切り込み隊長だったが、まあまあ足を引っ張らないでよかった。(個人戦の予選より)ジャンプ自体は良くなってきている。