中大が東海大を3-0で下し、3位となった。エース石川祐希(4年)大竹壱青(4年)の全日本コンビが得点を重ね、危なげない勝利を飾った。

 

 中大は第2、第3セットの立ち上がりこそリードされたが、すぐに逆転。いずれのセットも中盤から安定感を見せた。サーブが乱れるなどして相手に追い上げられた場面では、石川と大竹が強烈なスパイクを決め、突き放した。

 

 中大は前日の準決勝で、筑波大から2セットを先取しながら、まさかの逆転負け。4年連続最多16度目の優勝を逃した。石川は「4年間で最後の試合だったので、チームメートのために戦った。(4連覇できずに)悔しい結果だが、最後に勝てて良かった」とゲーム後には感極まって、涙にむせんだ。

 

【男子3位決定戦】

 

 中大3(25-22、25-17、25-22)0東海大

 

 <主催>日本バレーボール協会、全日本大学バレーボール連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、ジェイ・スポーツ<特別協賛>三基商事