国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が年内にも北朝鮮を訪問することが検討されていると8日、聯合ニュースが複数の韓国政府関係者の話として伝えた。態度を明らかにしていない平昌(ピョンチャン)冬季五輪への参加に関して協議することが目的。

 政府関係者は実現するかは不透明な状況としながら「もし訪朝が受け入れられれば、五輪参加に向けた肯定的なサインになるのではないか」と述べた。

 北朝鮮はフィギュアスケートのペアで五輪出場枠を獲得したが、期限までに参加の意思を示さなかった。IOCはワイルドカード(推薦枠)を与えることも検討している。五輪は来年2月に開催される。